座椅子に座ることで腰痛になる原因とは?腰痛にならないための正しい座り方も解説!!
座椅子ユーザーの皆さん、こんにちは!
僕も普段家にいる時に、座椅子を使用しているのですが、
「座椅子に座ってると腰が痛くなる・・・」
って感じる事多くないですか?
自分の座り方が原因なのか、座椅子を使う事自体が問題なのか・・・
何が問題になっているのか分からない、という人は結構いますよね。
そこで今回は、
- 座椅子を使うことで腰痛になる原因
- 腰痛にならないための正しい座椅子の座り方
この2つを説明していきます!
~目次~
- 座椅子が腰痛の原因になるって本当?
- 座椅子で腰痛になる理由①:前傾・後傾姿勢になりやすく、腰に負担が掛かる。
- 座椅子で腰痛になる理由②:へたった座椅子は腰が丸まる原因に!
- 腰痛にならない正しい座椅子の座り方。
- まとめ
座椅子が腰痛の原因になるって本当?
前提として知ってほしいのは、座椅子だけでなく、『座る』という動作自体が腰に対してかなり負担がかかる行為なんです。
ですから、『地べたに座る・座椅子に座る・椅子に座る』などのどこに座るかが問題ではなく、どのような姿勢で座っているかが重要になるんです。
なので、座ることが原因で腰痛になってしまっているなら、座椅子の使い方や姿勢を直すことでリスクをかなり軽減することができます。
では座椅子の正しい使い方を知る前に、座椅子のどのような座り方が原因で腰痛が起きてしまっているのかを見ていきましょう!
座椅子で腰痛になる理由①:前傾・後傾姿勢になりやすく、腰に負担が掛かる。
姿勢を意識しないで座椅子に座ると、前傾姿勢(猫背)や後傾姿勢(ふんぞり返った姿勢)になってしまう事が多いですよね。
実はこの前傾・後傾姿勢が腰痛の原因になってしまっているんです。
人間の背骨は本来、ゆるいS字カーブを描いています。
この、緩やかな曲がり方が、サスペンションのような役割を持ち、上半身の重量を分散しています。
しかし、座椅子に座ってリラックスした姿勢を取ると、このS字カーブが崩れて背骨が真っ直ぐに近い形なります。
背骨が真っ直ぐになることで、分散していた重量が腰に集中して腰痛が起きやすくなってしまうんですね。
座椅子で腰痛になる理由②:へたった座椅子は腰が丸まる原因に!
クッション性が失われてへたった座椅子に座った場合、腰が沈み込み、腰の位置が脚の位置より低くなります。
腰の位置が脚の位置と同じ・または低い場合、自然と腰が丸まり、腰に負担がかかってしまうんです。
そのため、クッション性が失われた座椅子はすぐに買い換えることをおすすめします。
腰痛にならない正しい座椅子の座り方。
ここからは、腰痛にならないための座椅子の座り方をいくつか紹介していきたいと思います。
足は伸ばさずに、あぐらをかく
「座椅子に座る時に、足を伸ばしたほうがキレイな姿勢になっていいんじゃない?」
と思われる方は多いかもしれませんが、実は『あぐら』をかいた方が腰に優しいんです!
足を伸ばして座ってもらうと分かると思うのですが、この座り方だと上半身の重量が全て腰にのしかかってしまいます。
これがあぐらをかくことによって、足で上半身の体重を支えられるので腰への負担が減るんですね。
あぐらも決していい姿勢とは言えませんが、正しいあぐらの姿勢を意識することで、足を伸ばして座るよりも腰への負担は確実に減ります。
正しいあぐらの姿勢のポイントは、胸を少し張って足の付根から太ももの方に体重をかけるようにすることです!
座椅子に座る時は、深く腰掛けること
上で書いたように、前傾・後傾姿勢で座ると腰に負担がかかりやすくなります。
前傾・後傾姿勢になってしまう大きな要因として、座椅子に浅く座ってしまうという事が挙げられます。
浅く座ることで上半身が前後に傾きやすくなってしまうからです。
なので、座椅子に座る時は深く腰掛けるようにしてください!
深く腰掛けることで、背もたれにより掛かる時に体が傾いてしまうのを防げます。
また、座椅子によっては深く腰掛けづらい物もあるので、座椅子を選ぶ時は実際に店舗に行って選ぶようにしましょう。
まとめ
座椅子を使用することで腰痛になる要因としては、
- 意識しないで座ると前傾・後傾姿勢になりやすく、体重が分散されず腰に負担がかかりやすくなるため。
- 長期間使用することで座椅子がへたれ、腰が丸まってしまうから。
等があります。
腰に負担をかけない正しい座り方としては、
- 『あぐら』をかいて上半身の体重を足で支えるようにする。
- 座椅子に深く腰掛けて、体が前後に傾くのを防ぐ。
この2つを意識しましょう。
とにかく、腰に負担をかけない正しい座り方を意識してくださいね。
今回はここまでになります!
この記事の事で質問などがあれば、コメントでお願いします(*^_^*)