肩こり・首こりの原因は目の疲れだった?!眼疲労の解決方法も紹介します!
デスクワークやスマホを長時間使用する人に多い悩みとして、
「肩こり・首こりと同時に目も疲れる・・・」
という事がありますよね。
これは知らない人も多いのですが、
実は、目の疲れ(眼疲労)と肩こり・首こりは関係性があるんですね!
つまり、目の疲れが原因で、肩こり・首こりが発症する事があるんです。
もう少し詳しく知るために、
- 肩こり・首こりと目の疲れはどういった関係があるのか
- 目の疲れ(眼疲労)の原因
- 目の疲れを解消する方法
- 肩こり・首こりの解消方法
上記についてまとめていきたいと思います!
~目次~
- 肩こり・首こりと目の疲れの関係性とは?!
- そもそも、目の疲れの原因って?
- 寝る前の暗い部屋でスマホを使わない!
- 部屋の明るさ、スマホ・パソコンの画面の明るさをチェック!
- 目を温めてあげましょう!
- メガネ・コンタクトは眼に合っていますか?
- 固まった目を動かしましょう!
- 肩こり・首こりの解決方法
- まとめ
肩こり・首こりと目の疲れの関係性とは?!
パソコン・スマホの使用によって目を酷使すると、目の筋肉や神経が疲労します。
厄介なのは、神経の疲労です!
疲労のストレスによって、自律神経と呼ばれる体の活動を調整する神経が刺激を受け続けます。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類で構成されています。
交感神経は緊張・ストレスがある時にはたらき、副交感神経は休息やリラックスをしている時にはたらきます。
疲労のストレスが続くと、交感神経が常に刺激され、体が常に緊張している状態になります。
こうなると、血管が収縮して血流が悪くなってしまうんです。
この状態になるのは目だけではなく、神経を通じて目から下の首や肩に広がっていきます。
血行不良になると、血が運んでいたはずの老廃物が溜まってしまい、筋肉を圧迫します。
これが肩こり・首こりの原因になっているわけです!
さらに、血には酸素や栄養素を運ぶはたらきがあるので、血行が悪いと肩が正常に働きません。
これは、もちろん逆の事も言えます。
肩こり・首こりが原因で、目の疲れが起こるパターンですね。
血の流れ的にも、目に流れる血は肩と首を通ります。
しかし、血液の循環が悪くて肩こり・首こりになってしまうと、目に行くはずだった血が少なくなりますよね。
結果的に目に栄養素や酸素が届かず、目の疲れに繋がっていきます。
ここまでで、目の疲れと肩こり・首こりの因果関係は理解してもらえたと思います。
どちらか一方の症状があれば、もう一方も発症してしまうので、目の疲れと肩こり・首こりの両方を解決して行く必要があるようです。
そこでまずは、目の疲れの原因と解決策をいくつか書いていきます!
そもそも、目の疲れの原因って?
①まばたきの減少
一番主な原因として言われるのは、まばたきの減少です。
デスクワークって入力ミスを減らしたり、仕事に集中するために、画面をずっと見つめてしまう事が多くなりますよね。
そうなると、まばたきの回数が減るため、目が乾燥して疲れてしまうんです。
② 長時間の同じ姿勢
デスクワークやスマホを使用している時って、どうしても長い時間同じ姿勢になりっぱなしになります。
同じ姿勢が続くと、目の機能が止まってしまい、目の疲れに繋がります。
さらには、ずっと同じ姿勢だと肩・首の筋肉が伸縮をしないため、固まってしまい、血液の循環が悪くなります。
そこから先程もあったように、肩こり・首こりに発展し、目にも血液があまり行かなくなり、眼疲労に発展するんです。
目の疲れの大きな要因としては、この二つが大きいです。
では、目の疲れを解消する方法を紹介していきます。
寝る前の暗い部屋でスマホを使わない!
寝る1時間くらい前から、暗い寝床でスマホをいじっているという方は、多くいらっしゃると思います。
就寝前のSNSやネッサーフィンって何故か、凄い楽しく感じますよね笑
しかし、暗い所でスマホを見るのはかなり目に悪いんです。
その理由としては、部屋の暗さとディスプレイの明るさが大きな明暗差になってしまい、虹彩筋と呼ばれる光の量を調整する部分に、大きな負荷がかかってしまうんです。
その夜は何も感じなくても、次の日の朝から目が疲れた状態になることもあります。
部屋を明るくしたとしても、スマホからでるブルーライトを浴びると脳が覚醒してしまい、その後の寝つきも悪くなります。
以上のことから、できる限り眠りにつく1時間前はスマホをいじらないようにしましょう。
個人的には寝ながらスマホをすると、次の日は本当に目が疲れてしょうがないです。
なので、スマホを寝る前に使わないだけで、かなり目の疲れを防ぐことができると思います!
部屋の明るさ、スマホ・パソコンの画面の明るさをチェック!
寝る前スマホの話に似ていますが、
スマホ・パソコンの画面の明るさ、部屋の明るさを調整することは大事です。
よくある間違いが、部屋が暗いままモニターも暗くしてしまうことです。
これは、目に悪影響なので、十分に部屋を明るく保って下さいね。
部屋の明るさは、モニターより少し明るいぐらいが一番良いです!
目を温めてあげましょう!
『目が疲れる理由は、血行不良によるもの』という事は先程話しましたよね。
血行不良を改善するたには、収縮した血管を広げてあげる必要があります。
以前の、冷房と肩こりの関係についての記事でも書きましたが、
温かいと血管は広がり、冷えると血管は収縮します。
なので、血管を広げて血流を良くするには、
蒸しタオル等を使って、自分で目を温める事が必要になります!
蒸しタオルの作り方
・タオルを縦におり、クルクル丸めておしぼりのような形にして下さい。
・水に濡らしてしっかりと水分を切りましょう
(火傷する可能性があるので、水はキツく絞ってくださいね^_^; )
・電子レンジで500W1分程を目安に温めて下さい。
(レンジのにおい・汚れが気になる方は、タオルをラップなどでくるんで温めましょう。)
蒸しタオルの使い方
蒸しタオルを行うのは、仕事終わりや寝る前などの、1日の疲れが溜まっている時がオススメです。
使い方は、レンジで温めた蒸しタオルを目に乗せるだけ!
時間は、3〜10分ほどを目安にしましよう。
時間がある方は、10分間フルでやると、大分効果を感じられますよ!
蒸しタオルは冷めやすいので、2〜3個多めに温めておくといいです。
蒸しタオルはちょっと面倒・・・
「蒸しタオルをやってみたいけど、いちいちレンジでチンするのも面倒」
という人もいると思います。
そういう人は、シャワーのお湯を目に当てる方法をオススメします!
これは、目を瞑って、その上から42度前後のお湯を数分当てるというもの。
シャワーによる水圧が、マッサージ効果にもなって、かなり気持ちいいのが特徴です!
『目の疲労回復と一時的な視力回復がある』と発表している本格的なものなので、是非一度試してみて下さい。
他には、温かい飲み物が入った容器で、目を温める方法もあります。
自動販売機やコンビニでホットコーヒーなどを買った時に、その容器を目の上に当てるというものです。
とにかく、1日数分で良いので目を温めてあげる事が重要です!
メガネ・コンタクトは眼に合っていますか?
デスクワークをする際に、自分の視力と合ってないコンタクトやメガネをつけていると、
無理に文字を見ようとして眼にストレスがかかり、疲れ目の原因になります。
また、視力が悪く、メガネやコンタクトを使用しなくてはいけないのに、視力を矯正していないのも眼に悪影響です。
なので、できるだけ眼科で検診を受けるようにして下さいね。
固まった目を動かしましょう!
目の疲れは、血行不良によって眼の筋肉が固まっている事が原因です。
実は、肩こり・首こりも同じ理由で起こってるんですね。
つまり、これから考えられるのは、
『肩こり・首こりの治し方で目の疲れも治る』という事です。
僕の前の記事でも書きましたが、肩こり・首こりに効くのは、固まった筋肉を伸ばすストレッチです。
なので、目の疲れ・目のこりにもストレッチが効果的になります。
気になる目のストレッチの方法ですが、
- 目をギュッと瞑ってパッと開ける運動
- 目を閉じて目玉をクルクル動かす
この二つを30分から1時間に一回行ってみて下さい!
肩こり・首こりの解決方法
肩こり・首こりにはストレッチがホントに効きます。
やり方はこちらの記事でまとめているので、気になる方は見てください。
1日50秒ほどで終わるストレッチなので、全く苦にならないです。
僕はこの方法で、ずっと悩まされていた首こり・肩こりがほぼ治りました!
まとめ
目の疲れと肩こり・首こりは、自律神経が刺激される事で同時に引き起こされる事がある。
目の疲れを改善するには、
- 寝る前にスマホを使わない
- 部屋とディスプレイの明るさに気をつける
- 目を温める
- 眼に合ったコンタクト・メガネを装用する
- 固まった目の筋肉をストレッチでほぐす
この5つを日常生活で意識して行ってみて下さい。
健康な体になる為にも、目を適度に休ませてあげましょうね(*^▽^*)